「今まで問題なかったのに、冬になってから雨漏りが気になるようになった」「天井にうっすらシミが出てきた気がする」そんな声は、実は冬の時期によく聞かれます。

雨漏りや防水トラブルは台風や豪雨の時期に起こるイメージを持たれがちですが、実際には冬こそトラブルが表面化しやすい季節です。今回は、なぜ冬に雨漏りや防水トラブルが増えるのか、その理由と早めに確認しておきたいポイントについて解説します。

冬に雨漏り・防水トラブルが増えやすい背景

寒暖差による建物への負担

冬は昼と夜の気温差が大きく、建物は膨張と収縮を繰り返します。この動きによって、外壁の目地や屋根・ベランダの防水層に目に見えない小さなひび割れが生じやすくなります。

普段は問題にならない程度の劣化でも、寒暖差が続くことでダメージが蓄積し、雨水が侵入しやすい状態になってしまいます。

防水層の経年劣化が表面化しやすい

防水層は少しずつ劣化していくため、普段の生活では気づきにくいものです。しかし冬場は、雨や湿気の影響で防水性能の低下が一気に表に出やすくなります

「急に雨漏りした」と感じるケースでも、実際には長年の劣化が冬の環境によって表面化したという場合が少なくありません。

結露や湿気との見分けが難しい

冬は結露が発生しやすく、室内側の湿気と雨漏りの症状が似てしまうことがあります。天井や壁のシミを見て「結露かな」と判断し、対処が遅れてしまうと、内部で被害が進行しているケースもあります。

原因を正しく見極めることが、被害拡大を防ぐためには重要です。

放置すると起こりやすいトラブル

建物内部の劣化が進行する

雨水の侵入を放置すると、断熱材や木部が湿気を含み、カビや腐食の原因になります。見えない部分で劣化が進むため、気づいた時には補修範囲が広がっていることもあります。

補修費用が大きくなりやすい

初期段階で対処すれば軽微な補修で済む場合でも、放置すると下地補修や大掛かりな防水工事が必要になることがあります。結果として費用負担が大きくなるケースも少なくありません。

冬のうちに確認しておきたい防水のチェックポイント

天井や壁にシミが出ていないか

小さな変色や違和感でも、雨水侵入のサインである可能性があります。以前と比べて変化がないか確認してみましょう。

ベランダや屋上の防水層に異常がないか

ひび割れ、膨れ、剥がれなどが見られる場合は、防水性能が低下している可能性があります。表面だけで判断せず、専門家に確認してもらうことが安心です。

「様子見」で済ませていないか

冬は工事時期で迷う方も多いですが、状態によっては応急処置や事前対応が可能な場合もあります。早めに相談することで、最適な判断がしやすくなります。

冬の防水トラブルを防ぐために

冬に雨漏りや防水トラブルが増えるのは、気候条件と建物の経年劣化が重なりやすいためと言えます。重要なのは、「今すぐ工事が必要かどうか」を正しく判断することです。

アスモ技建では、建物の状態を確認したうえで、無理な工事を勧めることはありません。現地調査やご相談は無料で対応しており、状況に応じた最適なご提案を行っています。

「これって雨漏り?」「防水工事を考えるタイミング?」と迷った時点で、一度専門家に相談しておくことで、将来的なトラブルを防ぎましょう。